メニュー

年報

  • 2025年(令和7年)結核年報の概況

    新登録結核患者数と罹患率

    2025年の新登録結核患者数は9,899人で,2024年より152人(1.5%)の減少であった。
    結核罹患率(人口10万人対)は8.0で,2024年から0.1減少した。

    日本の結核罹患率は、2021年に9.2と結核低蔓延国の水準(罹患率10.0以下)を達成し、2025年も低蔓延国水準を維持している。

     

    新登録結核患者の性・年齢分布

    2025年の新登録結核患者数を性別でみると、男5,568人、女4,331人で、男は女の1.3倍であった。

    新登録結核患者の年齢の平均は64.9歳(男65.2歳、女64.6歳)、中央値は75歳(男75歳、女76歳)であった。

    2025年の新登録結核患者のうち、日本出生患者は7,400人の登録があり、性別内訳は、男4,332人、女3,068人であった。

    日本出生新登録結核患者の平均年齢は74.8歳(男74.6歳、女77.6歳)、中央値は81歳(男78歳、女73歳)であった。

    年齢階級別では、男は80~84歳が最も多く、女は90歳以上が最も多かった。また、新登録結核患者数の男女比は55~59歳で最も大きくなり、男は女の2.6倍であった。

     

     

    2025年の新登録結核患者のうち、外国出生患者は2,352人の登録があり、性別内訳は、男1,151人、女1,201人であった。

    外国出生新登録結核患者の平均年齢は30.0歳(男29.1歳、女30.8歳)、中央値は26歳(男26歳、女26歳)であった。

  • 高齢者結核

    2025年の新登録結核患者のうち,65歳以上の数は6,087人であった。

    これは,新登録結核患者数全体のうちの割合で61.5%を占めている。

    また、80歳以上の数は4,037人で全体の40.8%であった。

     

    小児結核

    2025年の14歳以下の小児新登録結核患者数は31人(男16人、女15人)であった。

  • このうち、日本出生は21人、外国出生は10人であった。

     

    新登録結核患者の地理的分布

    47都道府県のうち、42の都道府県が結核低蔓延の水準である結核罹患率10を下回った。
    罹患率が最も低かったのは山梨県の4.5であった。最も高かったのは大阪府の13.4であった。
    喀痰塗抹陽性肺結核罹患率が最も低かったのは新潟県の1.1であった。最も高かったのは大阪府の4.7であった。

     

     

     

    外国出生結核患者

    2025年の外国出生新登録結核患者数は2,352人であった。

    新登録結核患者のうち外国出生患者が占める割合は23.8%で、年齢階級別では20~29歳で91.1%であった。

    外国出生新登録結核患者の出生国はインドネシアが最多で507人、以下、ミャンマー(430人)、ネパール(401人)、フィリピン(363人)、ベトナム(262人)、中国(123人)の順であった。

     

     

    薬剤耐性

    2025年の新登録菌陽性肺結核患者* 6,335人のうち,イソニアジド(INH)、リファンピシン(RFP)両剤の薬剤感受性結果が判明したのは4,490人(70.9%)であった。

     

    この新登録菌陽性肺結核患者*で感受性検査結果判明者4,490人のうち,INH耐性は250人で5.6%,RFP耐性は63人で1.4%,INHとRFP両剤耐性(MDR)は47人で1.0%であった。

     

    新登録菌陽性肺結核患者*で感受性検査結果判明者について、治療歴別では、初回治療4,296人**でのINH耐性は5.2%(224人)、RFP耐性は1.3%(55人),MDRは1.0%(43人)であった。再治療144人**についてはINH耐性が13.9%(20人),RFP耐性が4.2%(6人),MDRが2.8%(4人)であった。

     

    新登録菌陽性肺結核患者*で感受性検査結果判明者について、出生地別では、日本出生***3,456人でのINH耐性は5.0%(172人)、RFP耐性は1.0%(33人),MDRは0.6%(22人)であった。外国出生***986人でのINH耐性は7.8%(77人)、RFP耐性は2.8%(28人),MDRは2.4%(24人)であった。

     

    *ここでは、新登録肺結核患者のうち治療歴なし、または治療歴不明では、結核菌培養検査またはその他の結核菌検査での結果陽性患者を、治療歴ありでは、結核菌培養検査での結果陽性患者とした。

    **他に治療歴不明の者が50人いる。

    ***他に出生地不明の者が48人いる(うちMDR1人)。

     

     

     

  • *2023年までは培養陽性。2024年以降は新登録肺結核患者のうち治療歴なし、または治療歴不明では、結核菌培養検査またはその他の結核菌検査での結果陽性を、治療歴ありでは、結核菌培養検査での結果陽性をさす。

     

     潜在性結核感染症要治療者

    2025年の新登録潜在性結核感染症要治療者数は、5,475人であった。そのうち、日本出生は3,989人(72.9%)、外国出生1,410人(25.8%)、不明76人(1.4%)であった。

     

     

    治療成績

    2025年末時点における、2024年新登録結核患者10,020人の治療成績は、治癒20.4%、治療完了47.3%、死亡24.2%、失敗0.05%、脱落・中断2.2%、転出2.4%、治療中3.4%、不明0.1%であった。治癒および治療完了を合わせた治療成功の割合は67.7%であった。

    2025年末時点における、2023年の新登録結核患者のうちINHおよびRFP両剤が耐性である多剤耐性結核患者46人の治療成績は、治療成功56.5%、死亡17.4%、失敗0.0%、治療中断0.0%、転出17.4%、治療中8.7%、不明0.0%であった。

    2025年末時点における、2024年新登録潜在性結核感染症要治療者で治療を開始した5,886人の治療成績は、治療完了85.8%、死亡3.1%、失敗0.3%、脱落・中断7.8%、転出0.6%、治療中2.2%、不明0.3%であった。

     

     

     

     

     

    2025スライドセット(パワーポイントファイル)

    結核統計プチノート2025 (coming soon)

 

*過去の年報はアーカイブにあります

 

結核の統計2024(2023年結核年報) 掲載表の訂正について

結核の統計2024の表6の2に誤りがございました。

お詫びして訂正いたします。

 

結核の統計2025 (2024年結核年報) 年末時集計表

表26 年末時登録者数-年末時総合患者分類コード,性,年齢階級別

表27 年末時登録者数-年末時総合患者分類コード,年齢階級,性,都道府県(政令市・中核市を含む),指定都市別

表28 年末時登録者数-年末時総合患者分類コード,受療状況,性,都道府県(政令市・中核市を含む),指定都市別

表29 年末時活動性登録患者で2年以上登録者数-年末時総合患者分類コード,受療状況別

表30 年末時登録者数-年末時総合患者分類コード,受療状況,保険の種類等別

表31 年末時登録者数-年末時総合患者分類コード,公費負担区分,保険の種類等別

表32 年末時活動性肺結核登録患者数-受療状況,保険の種類等,性,都道府県(政令市・中核市を含む),指定都市別

アーカイブ

CSV DATA

2022
2021
2020 
2019  
2018 
2017 
2016 
2015 
2014 
2013 
2012 
2011 
2010 
2009 
2008 
2007 

 

結核年報シリーズ

 2022     
 2021     
 2020  
 2019
 2018
 2017
 2016
 2015
 2014
 2013
 2012
 2011
 2010
 2009
 2008

結核の統計 資料編(表1~20)

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME